1月16日のみことば

「地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた」(創世記1:2)

小泉悠氏の『ウクライナ戦争』を読みました。なぜこの戦争が始まったのかを知りたかったからです。「NATO拡大への恐怖」「民族主義的動機」などいくつもの理由を挙げていましたが、結論として「プーチンに開戦を決意させた動機は何であったのかは、現時点では『よく分からない』と認めるほかないであろう」と記されていました。プーチン自身、この戦争をどう終結すればいいのか、本当は分からないのではないか…。人間の思考はしばしば「混沌であって、闇が深淵の面にあり」だと思いました。

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