12月12日のみことば

「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」(ルカ1:45)

受胎を告知されたマリアは「急いで山里に向かい、ユダの町に行った」と記されています。そこには親族ザカリアとエリサベト夫妻がおり、不妊だったエリサベトも神の力によって身ごもっていたからです。マリアはわが身に起こったことを無責任な人々の話題にはしたくなかったのでしょう。神の働きを経験したエリサベトと心から恵みを分かち合いたかったのです。それは実に賢明な行動でした。滞在の3か月間にマリアは神への信頼をより深め、心の準備を十分に整えたのです。待降節の今、私たちも十分な心の備えをしたいものです。

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