12月13日のみことば

「身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう」(ルカ1:48)

「マリアの賛歌」の一節です。当時は「ローマの平和」と言われた時代です。しかしその平和はいつも社会の上層部にいる者たちのものであり、下層の人々には光は届きませんでした。しかしルカ福音書が告げている神は、社会的に低い階層の人々に徹底して心を留める方なのです。神は「身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たす」方です。本当の救いは真実の神から訪れるのです。

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