ユーチューブ礼拝(第7回、2020.5.24 主日礼拝)
〔主日礼拝式次第〕
讃美 211番(あさかぜしずかにふきて、1、2節)
1 あさかぜしずかにふきて 小鳥もめさむるとき
きよけき朝よりきよく、うかぶは神の思い
2 ゆかしき神のおもいに とけゆくわがこころは
つゆけき朝のいぶきに いきづく野べの花か アーメン
聖書 テモテへの手紙Ⅱ 1章3~5節
わたしは、昼も夜も祈りの中で絶えずあなたを思い起こし、先祖に倣い清い良心をもって仕えている神に、感謝しています。わたしは、あなたの涙を忘れることができず、ぜひあなたに会って、喜びで満たされたいと願っています。そして、あなたが抱いている純真な信仰を思い起こしています。その信仰は、まずあなたの祖母ロイスと母エウニケに宿りましたが、それがあなたにも宿っていると、わたしは確信しています。
説教 「祈りの扉を開こう」 踊一郎牧師
黙想 「祈り」シューベルト 踊 純子姉
祝祷 踊一郎牧師
〔巻頭言〕「祈りの扉を開こう」 踊一郎牧師
『祈る―パウロとカルヴァンとともに』は、神学者ルドルフ・ボーレンの最後の著作であり、召される二年前の2008年、88歳の時に刊行されたものです。心に響く多くの言葉が記されています。
祈りはどんな子どもでもできるものだが、カルヴァンは「我々はその相応しい仕方を知らない」と言い、使徒パウロは「何を祈ったらよいのか」知らない(ローマ8:26)と言っています。それについてボーレンは「祈ることは、何としても習わねばならないし、訓練して習熟し、身についたものとされねばならない」と言います。
また次のようにも言っています。作曲家が楽譜に書き留めた作品を、演奏家が演奏するためにレッスンを重ねるように、祈りは修練を要する。「我々は、聖書のうちに、至高者へと至るための楽譜、すなわち信仰に生き、神を恐れ、神に幸いとされる身に至るための楽譜を持っているのだから、我々はそこで学ぶことができるのだ」。ボーレンは次のように祈ります。
主よ、ちがう祈り方を教えてください。
かの使徒と改革者は
祈ることで彼らの世界を変えた。
彼らのように祈ることを教えてください。(踊)
〔祈りの課題〕
・福岡県は新型コロナウイルス感染者がゼロの日が続いていることを感謝します。感染した方が一日も早く回復できるよう祈りましょう。医療従事者のために祈りましょう。
・兄弟姉妹の健康が守られ、共に礼拝を捧げる日が一日も早く来ますうおう祈りましょう。
・祈りと愛を込めた言葉こそ最高の贈り物! 今週も誰かに電話や手紙やメールを送りましょう。
J・H・ジョエット『日々の祈り』より
わがよみがえりの主よ、
今日はあなたの日であります。
私がますます恵みと知識とに育ちますように。
あなたの生命と死との奥義に、
さらに深く入り得ますように。
あなたと共に新しいいのちによみがえりますように。