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信仰があって良かった

「信仰があって良かった」40年程前に武藤富男先生(明治学院名誉院長、キリスト新聞社会長)が『信仰生活の利益』という冊子を出版されました。当時二五才の私はこれを読んで深い感銘を受けました。その本にはキリスト教信仰における五つの利益が記されていました。第一に勇気。普通なら挫折しそうな場面でもキリス

信じ、学び、仕え、証する教会

「信じ、学び、仕え、証する教会」先日久山療育園において福岡地方連合牧師会がありました。主題は「“今”教会形成について」。時代のただ中で主イエスを信じ、仕え、証する信仰共同体の形成こそ私たちの課題、そのためには信徒一人ひとりが聖書を学び、信仰を確立することが大切です。『信徒の神学』を著した

「舟の右側に網を打ちなさい」

「舟の右側に網を打ちなさい」ガリラヤ湖はパレスティナ北部に位置する南北20キロ、東西12キロ、海抜下212メートル、水深は最大50メートルの、魚が豊富な淡水湖です。この湖で漁師をしていたペトロとアンデレ、ヤコブとヨハネの二組の兄弟は、働きのただ中で主イエスに招かれ弟子となりました。ルカ福音書5

「悩みと苦しみからの解放」

「悩みと苦しみからの解放」 イエス・キリストは伝道の途中で多くの病んでいる人たち、苦しんでいる人たちを癒された。また、富んでいる人ではなく貧しい人たちに救いを宣べ伝えられた。聖書はその記述に満ちている。主イエスの時代には戦争こそなかったが、ローマと地方君主の圧制に苦しむ人たちが多かった。

御言葉を受ける幸い

「御言葉を受ける幸い」8月は牧師休暇ということで3回の礼拝説教を免除されています。この3回は3人の執事が説教を担当します。執事の説教に耳を傾けながら、心に不思議な喜びと力が満ちてくるのを感じます。今日は水曜日なのですが、F執事が語ってくださった言葉や用いられた例話が心に蘇ってくるのです。御言葉を受

マルティン・ルーサ・キング牧師の祈り

「マルティン・ルーサ・キング牧師の祈り」私は今朝、みなさんの目を見つめつつ、そしてこのアラバマ州と、さらに全米と全世界の人々の目を見つめながら、言いたい。「私はあなたを愛している。あなたを憎むぐらいなら、むしろ死んだほうがよい」と。…ああ、神よ、どうかわれわれの生活において、またわれわれの

神の畑に実るものは?

「神の畑に実るものは?」使徒パウロは第2伝道旅行の途中、紀元49年頃に港町コリントにやってきて1年半にわたり精力的に伝道しました。その結果とてもエネルギッシュな教会が誕生しました。しかし「コリント風に生活する」とは不道徳な生活をするということと同じであり、そのような中で教会にもさまざまな

オリーブの実がつきました

「オリーブ館とオリーブの実」私たちの教会には教会堂と別館があり、別館を「オリーブ館」と呼び、夜の集会や食事など交わりの場として使っています。その側にオリーブの木を植えました。二本あります。今年そのうちの一本にオリーブの実がつきました。決して多くはないのです。10個程度なのですが、うれしいです。オ

真実を覆い隠すことはできない

「真実のみが残る」私は今イジク・メンデル・ボルシュタイン著『甦りと記憶―アウシュヴィッツからイスラエルへ』を読んでいます。彼はホロコーストの生き残りです。ポーランドの小さな町シュチェコチニでの平和な暮らしは、1939年8月31日ナチスによって悲劇と化させられました。1945年5月5日に解放される

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