私たちの教会は月に一度、主の晩餐式の時、主イエス・キリストへの献身と会員相互の交わりが確かになることを願って次の「教会の約束」を唱和しています。
巻頭言「教会の約束」
われら神の恵(めぐみ)により、イエス・キリストを主と仰ぎ、これに全くまかせ、また信仰をあらわす為に、バプテスマを受けて主の教会に入りたれば、われら聖(きよ)き霊(みたま)の助(たすけ)により、謹みて相互(あいたがい)に此の約束を結ばん。
われら共に、兄弟姉妹のいつくしみを以(もっ)て歩み、相互(あいたがい)に気をつけ、常に互(たがい)のよろこびを喜び、互(たがい)の悲しみを憐れみて共にかなしむべし。
主の日の集会(あつまり)、及び定まりたる集会(あつまり)に来たり、此の教会の聖(きよ)くなること、和合(わごう)すること、栄(さか)ゆることを祈り、また、バプテスマと主の晩餐との二つの礼典、及び聖書の教えと教会のただす所の誡(いましめ)とを守りて、教会を人によりて成(な)れるものと思わず、神によりて成(な)れるものと信ずべし。われらは、この教会を支え、且(かつ)万国にさいわいの音信(おとずれ)を弘(ひろ)め、あまねく神の聖(み)旨(むね)の行われん為に喜びて金を献ぐべし。ひそやかなる祈祷(いのり)、また家庭の祈祷(いのり)をつとめて、われらが預(あず)りたる子供(こども)等(とう)を、神の道に従うように教え育て、また、われら聖(きよ)き心と、正しき行(おこない)と、万民(ばんみん)を愛(いつく)しむ事とによりて、人々を救(すくい)主(ぬし)に導くように、真(まこと)の道をあらわし、主と相(あい)見(まみ)えん時までこの約束したる事を堅く守るべし。