答:あります。ですから教会で聞く必要があるのです。
新約聖書のペトロの手紙Ⅱ1章20節に「何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです」と記されています。きっと当時もそういう人がいて、信仰の道を踏み外してしまったのでしょう。山に登るならガイドが必要です。健康を回復したくて薬を飲むなら医師や薬剤師の指導のもとに飲むべきです。いくら良い薬だからといって自分勝手に飲んだら、かえって害になるでしょう。聖書を読む場合も同様です。
使徒言行録8章26節以下に、フィリポとエチオピアの高官の出会いの話が記されています。「読んでいることがお分かりになりますか」と尋ねるフィリポに高官は「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」と答え、フィリポが彼のために手ほどきすることになります。
手ほどきが必要です。しかし用心してほしいのは、自宅を戸別訪問して「聖書を一緒に学びませんか」と勧誘する「エホバの証人」という団体は避けてほしいと思います。私たちの教会が特別集会のチラシを作る場合、「エホバの証人、末日聖徒イエス・キリスト教会、統一原理、新天地とは一切関係ありません」と記しています。他の正統的な多くの教会も同様に記しています。せっかく聖書を学ぶのでしたら、オーソドックスな教会での学びをお勧めします。あなたの学びに神の祝福をお祈りします。