信仰生活ABC

問11:あなたはどこにイエスを求めて行くのですか。

答:やはり聖書に行くよりほかありません。自分で聖書を読みまた教会でこれを聞くのです(ヨハネ5:39)

イエスについて書いた本はたくさんあります。例えば、バーバラ・スィーリングの『イエスのミステリー』がNHK出版から翻訳出版された時、キリスト教が書き換えられるだろうというような宣伝ぶりでした。また最近、『ユダの福音書』が出版された時、その帯には「歴史の闇に封印された『禁断の書』。1700年ぶりに復元・出版 キリスト教史を揺るがす衝撃の発見。世界中で大論争を巻き起こした異端の聖書。イエスが語った秘密の教え」とありました。こういう言葉は私たちの関心をグイッと惹きつけます。しかしイエスについて知りたいと思うと、やはり私たちは聖書を開く以外に正しい道はないのです。

しかし一人で聖書をコツコツ読んでも、なかなか理解しがたく、あるいは森の中で道を見失うような経験をします。高い山に登ろうとするなら、訓練を積んだ経験豊かなガイドが必要です。聖書を読むのも同じで、やはり教会の交わりの中で聞くことが不可欠です。

しかしどの教会でも良いと言うわけではありません。折角時間と労力を使うのですから、あまり偏った教派や、異端と言われるような教派の人から手ほどきを受けるのは感心できません。正統的な教派の牧師から指導を受けることをお勧めします。

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