11月30日のみことば

「陰府も滅びの国も飽き足りることがない。人間の目も飽き足りることがない」(箴言27:20)

陰府と滅びの国とは死者の国、これまで多くの人を飲み込んだにも拘わらず、飽くことなくそこへ来る人を求めています。同様に人間の目の欲望も決して満足しません。「富を求める者は塩水を飲むようなもの」。塩水を飲めばもっと真水が飲みたくなる、それと同じように富を持てばもっと欲しくなるのです。主イエスは「無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」(ルカ10:42)と言われました。まず求めるべきは、神と神の言葉、それこそ私たちに真に必要なものです。

11月28日のみことば

「いちじくの番人はいちじくを食べる。主人を守る者は名誉を得る」(箴言27:18)

いちじくは根気よく世話をしなければなりません。主イエスのたとえ話にも「実のならないいちじくの木」があり、農夫は「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください」と言っています。その甲斐あって豊かに実ればその実を存分に食べることができます。それと同じように、主人を大事にし、よく仕えた僕はやがて誉れを得、豊かになるというのです。これは真心を込めて主イキリストに仕える私たち信仰者にも当てはまることなのです。

11月29日のみことば

「水が顔を映すように、心は人を映す」(箴言27:19)

水に映る自分の顔、そこに映っているのは自分の外面、しかも不十分にしか映っていない外面です。もし彼が本当の自分の姿を知りたいのなら、鏡ではなく内面を見なさいと、知恵の教師は言うのです。マルコ福音書7章20~22節には、「人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである」と記されおり、その根源に神への背反(原罪・的外れ)があります。三浦綾子さんの『氷点』はそれを取り扱った作品。森下辰衛先生の『「氷点」解凍』(小学館)もご一読ください。

11月27日のみことば

「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される」(箴言27:17)

ネパールで医療活動に従事された岩村昇先生のエピソード。ある会議で各々の成果を報告することになり、アメリカの外科医は1年間に400人の開腹手術をしたと言い、岩村先生は5000人の結核患者を検出したと報告したそうです。ミッションの長であったリンデルは「そんなに大勢のネパール人と接して、何人心の友を得ましたか」、岩村先生はその意味が分からなかったので、「心の友とはなんですか」と尋ねました。するとリンデルは「その人の悩みを聞いてあげるだけでなく、自分の悩みを打ち明けて慰めてもらえるような友です」。岩村先生は「残念ながらそのような友はまだ一人も得ていません」と言うと、彼は「あなたはこの一年間何もしなかったのですね」と指摘。岩村先生は大変考えさせられたそうです。互いに支え合い、互いに人格を磨き合う友を私たちも持ちたいものです。

11月28日のみことば

「いちじくの番人はいちじくを食べる。主人を守る者は名誉を得る」(箴言27:18)

いちじくは根気よく世話をしなければなりません。主イエスのたとえ話にも「実のならないいちじくの木」があり、農夫は「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください」と言っています。その甲斐あって豊かに実ればその実を存分に食べることができます。それと同じように、主人を大事にし、よく仕えた僕はやがて誉れを得、豊かになるというのです。これは真心を込めて主イキリストに仕える私たち信仰者にも当てはまることなのです。

11月26日のみことば

「降りしきる雨の日に滴り続けるしずくと/いさかい好きな妻は似ている」(箴言27:15)

注解者は、「雨漏りもガミガミ文句を言う妻もどちらも家の中で起こるので逃れようがない」と説明しています。箴言では、そういう妻と一緒に家にいるよりは「屋根の片隅」「荒れ野」に座っているほうがいいとも言います。知恵の教師は女性軽視の思想の持主でしょうか。そうではありません。妻を賞賛する言葉もあります。「有能な妻は夫の冠」「賢い妻は主からいただくもの」、特に箴言31:10~31には妻に対する素晴らしい称賛の言葉が記されています。これほどの称賛を私は見たことがありません。関心のある方はぜひご一読を。

11月27日のみことば

「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される」(箴言27:17)

ネパールで医療活動に従事された岩村昇先生のエピソード。ある会議で各々の成果を報告することになり、アメリカの外科医は1年間に400人の開腹手術をしたと言い、岩村先生は5000人の結核患者を検出したと報告したそうです。ミッションの長であったリンデルは「そんなに大勢のネパール人と接して、何人心の友を得ましたか」、岩村先生はその意味が分からなかったので、「心の友とはなんですか」と尋ねました。するとリンデルは「その人の悩みを聞いてあげるだけでなく、自分の悩みを打ち明けて慰めてもらえるような友です」。岩村先生は「残念ながらそのような友はまだ一人も得ていません」と言うと、彼は「あなたはこの一年間何もしなかったのですね」と指摘。岩村先生は大変考えさせられたそうです。互いに支え合い、互いに人格を磨き合う友を私たちも持ちたいものです。

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