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12月6日のみことば

「金持ちは自分を賢いと思い込む。弱くても分別ある人は彼を見抜く」(箴言28:11)

ある神学者はこの言葉に「見透かされたうぬぼれ」という見出しをつけています。金持ちは自分が成功したのは自分の力だ、隣人が貧しいのは彼に能力がないからだと思いこみ、貧しい者を見下しがちです。しかし貧しい人は様々な経験を通して真の友情を経験し、神に信頼することの大切さも学んでおり、その人生には深みがあります。加島和夫氏の『続一年一組せんせいあのね』の中に「人」という詩がありました。「えらい人より、やさしい人のほうがえらい。やさしい人より、金のない人のほうがえらい。なぜかというと、金のない人は、よくさみしいなかで、よくいきているからだ」。すごい洞察ですね。

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