マタイによる福音書の魅力
「マタイによる福音書の魅力」マタイ福音書はマルコ福音書を基礎にし、緻密な編集意図を持って書かれた文書です。書かれた時期は紀元80年代と言われます。著者は主イエスの行動と同時に語られた教えに大きな力点を置いて、それを5~7、10、13、18 、23~25章の五グループにまとめて著ししていま
「マタイによる福音書の魅力」マタイ福音書はマルコ福音書を基礎にし、緻密な編集意図を持って書かれた文書です。書かれた時期は紀元80年代と言われます。著者は主イエスの行動と同時に語られた教えに大きな力点を置いて、それを5~7、10、13、18 、23~25章の五グループにまとめて著ししていま
「レビという弟子」マルコ2:13以下に「レビを弟子にする」記事があります。しかし3:13以下の十二弟子の一覧表にはその名前はありません。ルカ福音書はマルコ福音書に従って徴税人レビとマタイを別人物として描いていますが、マタイ福音書はこの徴税人レビとマタイを同一人物と理解して記しています。神
Voice to Voice 「『子育て』から考えるとき」 久留米教会 踊 夢希「教会での子育てはいいよ!」わたしの結婚祝いのメッセージカードに母教会の一人の姉妹が書いてくださったことばです。2011年に息子を授かり子育て真っ最中の今、わたしは4年前にいただいたこのことばを深く味わう日々
Voice to Voice 「子育ての窓から福音の光を」 西南学院教会 踊 純子子どもを育てる3つの言葉を存知ですか。「お母さんはあなたが大好きよ。」「あなたはお母さんの大切な宝物よ。」「お母さんはいつでもあなたの味方よ。」子どもが何度でも聞きたい、ずっと味わっていたい嬉しい言葉です。最
「結婚について」 創世記1章は神の天地創造に記事ですが、27節には人間の創造のことが記されています。「神は御自分にかたどって人を創造された。男と女に創造された。」 私はこの聖書の言葉に感動します。というのは、創世記が現在のように形にまとめられたのはバビロン捕囚期の紀元前6世紀と言われてい
「他にいいたいことあるひと?」有馬平吉先生の著書『キリガイ』に高校生の次のような感想文がありました。結局人を好きになるって何だろう?混乱してしまった。今私は自分を本当の意味で好きであると言えるだろうか?今私は「私はこの世の中で一人しかいない」から好きだと思っている。でも正直に考える
「信じるものがない私…」有馬平吉先生の著書『キリガイ・ICU高校生のキリスト教概論名(迷)言集』に次のような文章がありました。人から聞いたこと、本でみたことなどといったたくさんの「出会い」の中から、疑って調べてみてから手にすることができる真実は信じられるものだと思います。しかし、疑ってば
「婚礼に招かれた客のように」マタイ福音書22章1節以下には、王が王子の婚礼に多くの客を招いた話が記されています。ところが婚礼の当日招待された客は出席せず、再三の招きも無視、挙句の果てに王の家来たちを侮辱し殺害してしまったというのです。王が怒ったのは当然です。そこで王は家来たちに町で見かけ